Apple 無償修理プログラム リペアエクステンションプログラム Mac book pro early 2011 GPU 故障 から 修理完了までのレポート

<この記事は2015年 4月7日に作成したものです。>

参考記事:

https://www.apple.com/jp/support/macbookpro-videoissues/

 

Mac book pro early 2011 15 inch(MC723J/A)が無償修理プログラムから帰って来たので、今回はMac book pro early 2011 のGPU故障から修理完了まで手短ではありますがレポートしたいと思います☆

 

 

使用環境としては、およそ一日平均8時間くらいは使ってきたと思います。
2011年に購入、その後一度水没させてしまって2012年頃に全損扱いで修理したので、使用期間は3年くらいになると思います。
そしてカウンターストライクスタークラフト2などGPUに負荷がかかる作業、それからPhotoshopなどでGPUを使います。
そして常時EIZOのディスプレイにつないでいるので常時GPUが有効になっています。
HHDは買った時のものではなくSSD512GBに自分で換装しています。
メモリも16GBに自分で換装しています。
OSはOSX Yosemiteです。

まずディスプレイに問題が現れた時期は2015年3月28日でした。
GPUに負荷がかかるスタークラフト2のゲームをし始めた時に画面がブラックアウトし、突然の強制終了。それから再起動してもブラックアウトしたままでした。
一旦電源ボタン長押しして電源を切り、起動してみた時には無事起動しました。

そしてだましだまし使ってみても、次の日の3月29日には何回かに1回しか起動しなくなりました。
その時にはブラックアウトして強制終了、再起動しようとするのではなく、起動しようとしてもリンゴマーク、読み込みのプログレスバーまでは行くものの、それから先は白い(グレー)の画面のまま、それ以上行かない状態に。こうなるともう安定して使えませんね。

ここでなんとか起動出来た時にTimemachineで急遽バックアップを作成。

そして何回かに1回起動する時に見られるディスプレイ表示の不具合を、ipadのカメラでポストイットで自分のMacのシリアルナンバー(メニューバーのAppleマークの「このMacについて」から調べられます)をディスプレイに貼った状態でビデオと写真で撮影しました。これは万が一Appleストアで、今回の現象が再現出来ない時の保険として。シリアルナンバーを写して撮影したのはWebなどから拾って来た画像ではないという証明のためです。そして担当の人にも話がわかりやすくするためでもありました。

撮影したビデオと画像は、「青い縦縞がディスプレイ一面を覆う」、「オレンジの縦縞がディスプレイを覆う」、「チリチリという線が外部ディスプレイに全体的に入る」でした。ほかにも数種類ディスプレイ表示の乱れる現象はあったのですが、撮影までは出来ず。

そしてApple store銀座のジーニアスバーの予約(http://www.apple.com/jp/support/)。ここのページから「MacMacハードウェア→Mac book pro→問い合わせ→ここからスタート→自分が該当するトピック(今回の場合は「その他のトピック」)」で症状を選択、持込修理予約ページに行けます。自分の場合は「ディスプレイに縦または横の線が表示される」を選択後、簡易テストが行えますという表示に「いいえ。続ける」を選択して予約ページに行きました。

今はなかなか混んでいる時期なのか、すぐに予約が出来るわけではなかったので、最短で3月29日から5日後の4月2日に予約が取れました。配送での対応も出来るみたいですが、撮影した写真やビデオもあるし、Appleからきちんとした回答が欲しかったので持ち込み修理を選びました。

Appleストア銀座のジーニアスバーのフロア(4F)では平日にも関わらず人が多かったです。予約を取っていない人も沢山いて、予約を取っていない人は窓側に列を作って並んで立って待っているという状態でした。ですので、やはり時間が少しかかっても予めWeb上から予約を取ることをオススメします。

予約した時間から10分ほど遅れたところで女性のスタッフの方が対応してくれることに。
まず重要なこと、「GPU関係で表示の問題が起きています。」、「Appleのホームページで無償修理のプログラムの記事を見たが適用されますか?」ということを告げて、自分が撮った写真とビデオを見せました。
そしてAppleのテストプログラムを2種類走らせてもらってGPUの不具合を確認してもらいました。
女性スタッフからの回答はGPUの不具合が確認出来たので無償修理で対応するとのことでした。
修理後のMacに関して配送とAppleストア銀座での受け渡しの希望を聞かれましたが、配送料は無料ということで配送でお願いしました。なお配送の場合、配達時間指定は出来ないとのこと。
そしてスタッフさんのipadで自分の住所や電話番号を確認、登録。
最後にもらった見積もり書を見ると、保証ステータスのところには「Quality Program(E1)」との記載してあり、通常39000円の修理費用は0円でした。

もらった見積もり書に書いてある修理番号を元に修理状況のスタッツをAppleのWeb(https://getsupport.apple.com/GetCaseDetails.action)

から見ていたんですが、
4月2日にAppleストアで修理依頼をし、
4月3日にはAppleの修理センターに到着、
4月4日には配送されました。
そして4月5日にヤマト運輸で手元に届きました。

梱包はヤマト運輸のパソコン宅急便で、頑丈に梱包されていました。満足いく梱包でした。

そして届いた修理後Macの確認。問題があったディスクリートGPUには関してはAMD Radeon 6750M(1GB)のまま。Mac内のデータ自体もTime machineで復元する必要はなくそのままでした。Appleストアでは内蔵ディスプレイに貼った保護フィルムを剥がすかもしれないという説明を受けましたが、それもそのままでした。筐体に関してもクリーニングの後はなく、まったくのそのままでした。

予想外だったのは、実は故障していた内蔵スーパードライブもAppleのほうで交換してくれました。以前入っていた内蔵ドライブと同じ物ではなく、違うパーツでした。以前はpanasonic製の物が入っていたと思いますが、修理後は日立とLGの合弁会社のドライブのようです。そのため起動した時の音は違ったものになりました。勿論、問題はありません。内蔵ドライブに関しては今回の無償修理プログラムとは関係なかったので特に受付してもらう際に伝えていなかったのですが、有り難かったです。そして自分で裏蓋を開けてメンテナンスや換装作業する時に無くしてしまった裏蓋を止めているとても小さいネジ。つい無くして2つほど無い状態で使っていたのですが、それもしっかり補充(?)してもらいました。

Macが壊れてWindowsの自作(またはBTOゲーミング)デスクトップをそろそろ組む時期かな〜出費が痛いなと思っていたので、これで少しはまたMac book proを延命して使えるので嬉しいです。

以上、Apple 無償修理プログラム GPU故障から 修理完了までのレポートでした☆